火打山、妙高山(テント泊)

そこにがあるから

 

火打山 2,461.7m、妙高山 2,454m(テント泊)

 山行情報

山行日       2014年9月14日(日) 晴れ / 15日(月) 曇り時々晴れ

山頂所在地/山域  新潟県/甲信越 頸城山塊

アクセス/出発地  車/笹ヶ峰駐車場から周回

行程詳細      14日 笹ヶ峰駐車場(5:40-6:40)→ 火打山登山口(6:42)→ 黒沢橋(7:33)→ 十二曲1/12(7:54)→
              富士見平(8:58-9:10)→ 高谷池ヒュッテ(テント設営)(9:53-11:00)→ 天狗の庭(11:15)→
              雷鳥平(11:51)→ 火打山山頂(12:23-12:45)→ 高谷池ヒュッテ(幕営)(13:49)
          15日 高谷池ヒュッテ(4:30-6:30)→ 茶臼山(7:01)→ 黒沢池ヒュッテ(7:25-7:35)→
              大倉乗越(7:55-8:00)→ 長助池分岐手前沢(8:30-8:37)→ 長助池分岐(8:40)→
              妙高山北峰山頂(9:55-10:07)→ 妙高山南峰山頂(10:16-10:25)→ 妙高山北峰山頂(10:30-10:40)→
             
長助池分岐(11:29-11:40)→ 大倉乗越(12:15-12:20)→ 黒沢池ヒュッテ(12:36-12:50)→
              富士見平(13:27)→ 黒沢橋(14:15-14:25)→ 火打山登山口(15:01)→ 笹ヶ峰駐車場(15:02)

所要時間/距離   20日 行動時間:5時間28分 休憩時間:1時間41分 合計:7時間9分/12.5km
          21日 行動時間:6時間59分 休憩時間:1時間33分 合計:8時間32分/12.4km

服装/装備     長袖シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴、トレッキングポール、テント

GPSログ      GPX KML 標高CSV  商用以外であれば自由に利用できます。

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この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。 (承認番号 平29情複、 第513号)
承認を得て作成した複製品を第三者がさらに複製する場合には、国土地理院の長の承認を得なければならない。

ルート図

◎ 山行記録

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21日 笹ヶ峰〜高谷池ヒュッテ〜火打山〜高谷池ヒュッテ

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5:40 笹ヶ峰駐車場に到着(写真)。
すでに多くの車が駐車していて、出発の準備をしている登山者も多数いる。
朝食を取りながら登山口の様子を確かめる。登山口は道路を挟んだ反対側の駐車場奥にある。その後ひと眠りしようと横になるが眠れず、次々出発して行く登山者につられるように準備を始める。

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6:40 笹ヶ峰駐車場を出発。
笹ヶ峰駐車場北側角にある火打山・妙高山登山口の標柱横から車道を横切り、火打山登山口の駐車場に上がると、奥に屋根付きの門が建つ火打山登山口(写真)に着く。
登山届けはここで記入するようだ。

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門をくぐると、しばらくはほとんど平坦な木道が続き、右に笹ヶ峰遊歩道を分ける(写真)と、ゆるやかな登りが30分ほど続く。

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7:33 黒沢橋に到着(写真)。小休止。
1時間も経っていないが、荷物を考え、橋を渡った袂で休憩を取る。

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7:40 黒沢橋を出発。
この先の十二曲や急登を考え、長袖を脱ぐ。
木の根や岩が露出したやや急な道を登ると、ほどなく十二曲の始まる十二曲り1/12
写真)に着く。

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2/12にはブナの巨木(写真)がある。

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思ったほどキツくなく、拍子抜けしているうちに最後の12/12に登り着く(写真)。

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露出した岩がゴロゴロする急登(写真)がしばらく続き、ややゆるんだのも束の間、木段を交えた露出した岩の登りが続く。こちらの方が十二曲よりはるかにキツイと思う。

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8:58 富士見平に到着(写真)。小休止。
ここで左に火打山、右に妙高山へと道を分ける。狭いにもかかわらず多くの登山者が休憩を取っている。

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9:10 富士見平を出発。
火打山への道に入るが、ここまでの登山道とは打って変わって、右前方に黒沢岳を見ながらの穏やかな道(写真)が続く。

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しばらくすると左前方に火打山や高谷池ヒュッテを見る(写真)。わずかながらニガナやハナウド、ナナカマドが見られる。

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木道に変わり少し行くと、見逃しそうな小さな道標の立つアルプス展望台(写真)がある。左のハシゴを上がってみたが、残念ながら北アルプス方面は雲に覆われ何も見えない。

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すぐ先に特徴的なトンガリ屋根が見えると、ほどなく火打山・妙高山への分岐(写真)に出て、左に折れるとヒュッテ前に出る。

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9:53 高谷池ヒュッテに到着(写真上)。テント設営。
ヒュッテ前のテーブルでは、昨日からの宿泊者と今日上がってきた登山者が入り混じって休憩している。
場所確保のためテント場に移動するが、これから撤収するテントもあるのだろうか、半分近く埋まっている。
幸運にも一番奥のフラットな場所を確保した後、ヒュッテでテント設営料金410円を支払い、火打山と妙高山の山バッジを購入する。
テント設営(写真下)後、少し早いが昼食を取る。

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11:00 高谷池ヒュッテを出発。
ヒュッテ先の先ほどの分岐を直進し、開き切っていないオヤマリンドウやゴマナ、ナナカマドなどを見て妙高山への分岐を右に見送り、左に高谷池(写真)を見ながら淵に沿って進む。

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高谷池を離れるようにわずかに登り、もう始まっている草紅葉の中の木道(写真)をたどると、5分ほどで天狗の庭に出る。

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逆さ火打山、天狗の庭

11:15 天狗の庭に到着(写真上)。
火打山を背景に広がる湿地帯は見応えがある。
初夏には花が咲き乱れると思われるが、今はリンドウやワタスゲが目を楽しませてくれる。
さらに少し先の沼では逆さ火打山(写真下)が見られる。

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やや急な登りから稜線に乗るが、右側が切れ落ちていたり、崩壊で道が付け替えられた場所が出てくる(写真)。
シラタマノキからミョウコウトリカブトの群生地を過ぎると、急な登りは足に堪える階段状になる。

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11:51 雷鳥平に到着(写真)。
それほど平でもないが、ここから先焼山にかけて雷鳥の生息地のようだ。

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しばらくなだらかな道をたどり傾斜が増す頃、前方に山頂直下の急な登りを一望する(写真)。
アザミとミョウコウトリカブトの群生地を過ぎ、山頂直下の急登から斜面を斜めにひと登りで山頂に飛び出す。

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12:23 火打山山頂に到着(写真)。小休止。
広々とした砂礫の山頂で、多くの登山者が休憩や昼食を取っている。
360度の展望が広がるが、残念ながらこの日はガスが掛かりほとんど展望は得られない。地元の登山者らしい人にスナップを撮ってもらったが、その人の話では天候が良ければ日本海上に佐渡ヶ島も見えるらしい。見たかった。。。

12:45 火打山山頂を出発。
往路を戻る。

13:29 天狗の庭に到着。小休止。
ウメバチソウやサラシナショウマが目に入った。


 

13:34 天狗の庭を出発。

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13:49 テント場に到着。
テント場はかなり混み合っていたが、3時頃になるとさらに混み、足の踏み場もないほど
になる。

この日の行動は完了だが、時間を持て余し周辺をブラブラする。
4時頃から夕食の準備を始め、夕食を終える頃には外も冷え込み、6時過ぎにはシュラフ
に潜り込む。何をするでもなくボンヤリしているうちに、眠ってしまったようだ。
8時頃イビキの音で目がさめる。てっきり隣だと思っていたが、後になって2つ隣と判明
する。なんとも凄まじいイビキだった。

21日 高谷池ヒュッテ〜黒沢池ヒュッテ〜妙高山〜笹ヶ峰

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朝焼けの火打山

4:30 起床。
朝食、トイレ、洗面と済まし、朝焼けの火打山(写真)を堪能する。
6時過ぎにテント撤収。

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6:30 テント場を出発。
2つ目の分岐(写真)を右に進み、露岩帯から木道をたどる。

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笹原に出ると背後に北アルプスを一望する(写真)。ほどなく稜線上に出ると上越市越しに日本海を見る。

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稜線上を小さくアップダウンしながら、山頂と言うにはちょっと寂しい茶臼山(写真)を越える。

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妙高山

眼下に黒沢池と青いドームが特徴的な黒沢池ヒュッテ、さらにはその奥の外輪山に囲まれた妙高山山頂(写真)を見ながら、笹原の中をゆるやかに下る。

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黒沢池ヒュッテと黒沢池が見えてくる(写真)と、ほどなく黒沢池ヒュッテに降り立つ。

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7:25 黒沢池ヒュッテに到着(写真上)。小休止。
妙高山アタックに備えて多くの登山者が休憩している。
ヒュッテのすぐ前にテント場(写真下)がある。この時間では半分程度が埋まっている。ネットでは高谷池ヒュッテの方が良いとあったが、周囲の景色などを考えるとうなずける。
昨日の高谷池ヒュッテ到着時間を考えても、火打山に立ってからここに来ても、遅くても3時、早ければ2時過ぎにここに着けてたかも知れない。
ただ、ここのテント場もあまり広くないので、その時間だとかなり窮屈な思いをするかも知れないが。。。

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7:35 黒沢池ヒュッテを出発。
サブザックがあればデポしたかったところだが、全装備を担いで出発する。
テント場奥の黒沢池ヒュッテ分岐(写真上)を左に、すぐ先の燕温泉への分岐(写真下)を右に進み、露岩の混じる道を急登する。

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7:55 大倉乗越に到着(写真)。小休止。
狭いがなかなか展望が良く、東南に妙高山、北西に火打山を見る。

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8:00 大倉乗越を出発。
一部ロープの張られた急下降(写真)が10分ほど続き、お花畑の中をゆるやかに下るようになる。
露岩が目立つようになると、ほどなく多くの登山者が休憩する沢の岩場に出る。

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8:30 長助池分岐手前沢に到着(写真)。小休止。
ここが燕温泉への分岐と勘違いし、多くの登山者につられて休憩を取る。

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8:37 長助池分岐手前沢を出発。
すぐに燕温泉への分岐のある長助池分岐(写真)に出る。ここにはベンチがある。登山者の多くはつられて沢で休憩を取るようで、ここで休憩しているのは2人だけだった。

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左に長助池への道を分けて、右の沢沿いの道に入る。すぐに傾斜は増し、石がゴロゴロした急登(写真上)や笹のトンネル(写真下)を交えて登って行く。

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9:13 2250mに到着。小休止。
数人の登山者が休憩している。急登はまだまだ続くため、ならって休憩を取る。

9:20 2250mを出発。
同じように急登(写真上)が続くが、しばらく登ると稜線が見え隠れ(写真下)してくる。背後には木立の合間に火打山を見る。
稜線に出ると、傾斜はややゆるむものの、相変わらず石がゴロゴロした道が続く。

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岩穴に祀られた祠(写真)を過ぎると、すぐに山頂に飛び出す。

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9:55 妙高山北峰山頂に到着(写真右)。小休止。
ここに三角点があるが、最高点はもう少し南に行ったところになる。多くの登山者で賑わ
っている。
岩場からの展望は抜群で、北アルプス、八ヶ岳、富士山、日本海上の佐渡ヶ島(かなり霞んではいるが)など大パノラマ(写真下)が広がる。
ゆっくりと展望を堪能してから最高点に向かう。

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妙高山北峰山頂からのパノラマ

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10:07 妙高山北峰山頂を出発。
灌木帯から日本岩(写真)を過ぎ、ゆるやかに登れば妙高山南峰山頂に出る。

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10:16 妙高山南峰山頂に到着(写真右)。小休止。
積み重なった岩の上に妙高山大神が祀られている。北峰の喧騒をよそに、訪れる登山者は少ない。
ここからの展望(写真下)も北峰山頂に負けず劣らずで良い。

10:25 妙高山南峰山頂を出発。

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富士山、八ヶ岳

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穂高連峰、槍ヶ岳

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立山、劒岳、白馬岳

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佐渡ヶ島、弥彦山、日本海

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10:30 妙高山北峰山頂に到着(写真)。小休止。
相変わらずの賑わいの中、再度景色を堪能してから、記念撮影をする。

10:40 妙高山北峰山頂を出発。
往路を快調に下る。

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11:29 長助池分岐に到着。小休止。

11:40 長助池分岐を出発。
行きではゆっくりと見られなかった長助池(写真)を眼下に見下ろす。

12:15 大倉乗越に到着。小休止。

12:20 大倉乗越を出発。

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12:36 黒沢池ヒュッテに到着。昼食。
ノンビリとベンチで昼食を取る。

12:50 黒沢池ヒュッテを出発。
黒沢池ヒュッテ分岐を右の笹ヶ峰方面の道に入り、短い急登からしばらく広大な湿地帯の南側(写真)をたどる。今は一面の笹原に花後のチングルマがわずかに見られるだけだが、時期が良ければ花が咲き乱れるのだろうか?
ゆるやかな登りから下りに変わり、木橋を渡って樹林帯に入る。
短い急登を交えて黒沢岳の山腹をたどると、見覚えのある富士見平に出る。

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13:27 富士見平に到着。
多くの登山者で賑わっているため休憩を取らず先に進む。

14:15 黒沢橋に到着(写真)。小休止。
清流で汗ばんだ顔を洗う。冷たくて気持ちが良い。

14:25 黒沢橋を出発。

15:02 笹ヶ峰駐車場に到着。

 感想

初日は十二曲とその先の急登がキツイくらいで、高谷池ヒュッテまでは割と楽な行程が続いたが、天狗の庭の先の急登はかなり足に堪えた。
テント場に10時頃着いて早過ぎたと思ったが、とんでもない早目の到着で正解だった。次々と押し寄せるテン泊の登山者で、しまいには大
きな岩が出ていて、ここは張らないだろうと思われる場所にもテントが立ち、足の踏み場もない状態になる。夜間はテントの間の通路を探す
のも大変だった。

2日目は、黒沢池ヒュッテまではおだやかな道が続き展望もまずまずで、ノンビリと稜線歩きを楽しめる。ハイライトは何と言っても長助池
分岐からの長い(と言っても1時間ほどだが)急登だろう。急登に加えて、岩がゴロゴロしていたり、大きな段差があったりして、かなり登
り応えがある。

火打山山頂では雲に覆われて展望は全く得られなかったが、日本海に面した山だから仕方のないところ。景色を楽しむなら、午前登頂が必須か。。。
一方、妙高山山頂からはボンヤリではあるが、佐渡ヶ島を見られたのはうれしいご褒美になった。これを含めて、とにかく展望は素晴らしく、これもうれしい誤算の富士山を始め、八ヶ岳、南アルプス、北アルプスなど大パノラマを満喫できた。

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 日帰り温泉

苗名の湯

感想を書きわすれたので、ネットの評判を。。。
スキーシーズンは大変混み合うようです。それ以外は空いてそうですが、温泉としてはあまり評判が
良くなさそう。。。

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