毛無岩

そこにがあるから

 

毛無岩 1,300m

簡易ルート図

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 山行情報

山行日       2011年11月12日(土) 晴れ

山頂所在地/山域  群馬県/関東

アクセス/出発地  車/林道終点から周回

行程詳細      林道終点(7:00-8:30)→ 毛無岩登山口(8:30)→ 作業小屋(9:25)→ 相沢峠(10:54-11:00)→
          黒滝山不動寺(毛無岩巻き道)分岐(11:03)→ 稜線出合(11:13)→ 毛無岩山頂(12:00-12:20)→
          コル分岐(12:50-13:00)→ 巻き道分岐(13:10)→ 道場集落(14:50)→ 林道終点(14:55)

所要時間      行動時間:5時間49分 休憩時間:36分 合計:6時間25分

服装/装備     長袖シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴

◎ 山行記録

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毛無岩

7:00 林道終点に到着(写真上)。
無理すれば4台ほど停められそう。
時間に余裕があるため朝食後、8時頃までひと眠りする。

アプローチの途中で毛無岩の全容(写真下)を一望。

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8:30 林道終点を出発。
数メートル先どん詰まりの左にある道標(写真)を見て毛無岩登山口に入る。
斜面を少し上ってから沢沿いを進み、堰堤を見て左岸に渡った後、次の堰堤の右を乗越える。沢の上流に2本の岩峰を見る。

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しばらく沢を遡上すると、左向きの矢印が書かれた岩(写真)が現れる。
矢印の方向は2mほどの切り立った断崖で、しかも濡れて滑りやすく、どう頑張っても上れない。結局は数メートル上流で雨に濡れて滑る岩を這い上がり、踏み跡を見つけることができた。

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斜面を二度ほど折り返して登り、沢沿いをたどって行く。急斜面に付いた道(写真)は細い上に崩れやすく、足を滑らせたら真っ逆さまに谷底に落ちてしまいそうだ。

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ヒノキ林を抜けて沢床に降り立ちたどった後、沢から一段高くなった石がゴロゴロする河原(写真)を進み沢出合に出る。沢の間の尾根に取り付き、右の沢沿いに進む。

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左岸に渡るとほどなく前橋山遊会の道標(写真)に行き当たり、右に岩壁がそびえる斜面を登れば前方に岩峰と作業小屋が見えてくる。

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9:25 作業小屋に到着(写真上)。
小屋の先から沢出合に降り立ち、岩や倒木が散乱する右の沢(写真下)に入る。
沢の奥に毛無岩が聳える(写真下)。
5分ほど沢床を進んでから左岸の斜面を沢に沿ってたどるが、踏み跡が不明瞭でかろうじてテープを拾いながら進む。

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このところの台風や大雨で崩壊しているところでは、足場の不安定な上部を迂回(写真)したり、沢床の濡れて滑りやすい岩場を歩く。

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その後作業小屋から30分ほどの沢床の小さなケルン(写真)あたりで道を失う。周囲を見回しても踏み跡もテープも見つからない。
右往左往するうちに、右の細い水流の先にわずかながら踏み跡らしきものを見つけ、駄目元でたどってみる(写真)。

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5分ほど左岸をたどると沢の真ん中の大岩にテープと小さなケルンを確認(写真)し、ル
ートが間違っていないことを確信する。

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さらに沢を詰めて行くと、岩の横の木に毛無岩の道標(写真)が付けられている。
しかしその先も道は相変わらず不明瞭で、踏み跡らしい所をたどって、やっと目印のテープを見つける。

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再度現れた道標(写真)からは登山道も明瞭になり、小さな尾根に乗った後やや左(北北西)へと逸れて行く。

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いつしか広い沢を登るようになり、大岩(写真)の左を抜けると再び道は不明瞭となる。
北に延びる小尾根の急登から広い雑木林を登り、すぐに北北東に延びる小尾根を急登するようになる。背後にはイデミ(P1294)が聳える。
稜線が一気に近付き、最後は尾根を左に外して稜線に飛び出す。

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10:54 相沢峠に到着(写真)。小休止。
左は荒船山、右は黒滝山不動寺。直進方向は相沢となっているが、どう探しても道はなさそうだ。
北北東にはまばらな木々の合間に浅間山が見えている。

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11:00 相沢峠を出発。
落ち葉の積もった稜線を東(右)へたどり小ピークを越えると、毛無岩を巻いて黒滝山不動寺へ向かう分岐の道標(写真)に着く。毛無岩へ向かう道標は隠れるように付けられているが、毛無岩上級コースと書かれている。
稜線を直進する。
道はやや左へ向かい、沢の源頭部からは稜線に向かって登り、稜線上の右のピーク直下に飛び出す。

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11:13 稜線出合に到着(写真)。
ここにも前橋山遊会の道標が付けられている。

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稜線を右に向かう。
かなりの急登(写真)を木に掴まりながら、ひと登りで地形図にないピークを越える。

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次の標高P1890へ急騰すると、前方に毛無岩が全容を現す(写真)。
痩せた尾根を下り小ピークを2つ越えると、いよいよ毛無岩山頂直下のナイフリッジを目前にする。

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ナイフリッジ(写真)の凄さ(?)を写真に撮ろうとするが、モロ逆光で少しずつ場所を変えてみても上手くいかず適当なところで諦める。
いよいよナイフリッジに取り付くが、掴まる草木があることや右の切れ落ちた断崖がほとんど視界に入らないため、それほどの恐怖感はない。

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登り着いた場所は人一人が立てる程度の狭さで、立ち枯れた木に山頂標識(写真)が付けられている。
さらに少し右に行った岩場に標柱があり、そこが山頂のようだ。

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12:00 毛無岩山頂に到着(写真右上)。小休止。
2〜3人で一杯になりそうなほど狭い岩場の山頂に、文字の消えた山頂標柱と山頂標識(写真右下)が置かれている。
ほとんど360度の展望が広がり、西から特徴的なローソク岩、荒船山、浅間山、妙義山、その向こうには榛名山が見え、浅間山と榛名山の間に見えるのは浅間隠山だろう(写真下)。

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毛無岩山頂からのパノラマ

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12:20 毛無岩山頂を出発。
短く山頂一角をたどると、とんでもない急下降(写真)が待ち受けていた。登りと下りの違いはあるものの、ナイフリッジよりもこちらの方が怖くなるほどで、後ろ向きで木に掴まりながら下る。
小さなコブをいくつか越え、右斜面にテープが見えるコルに降り立つ。

写真では急下降感が分り難い。

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12:50 コル分岐に到着(写真)。昼食。
ここで稜線を離れるのか迷うが、目の前の小ピークに上り昼食がてら、思案することにした。
途中で登山者が黒滝山方面へと縦走して行った。
ピークの先を偵察したがハッキリしないため、コルを下ることにした。

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13:00 コル分岐を出発。
コルまで戻りテープを拾いながら斜面を下る(写真)と、明確な登山道に降り立つ。
もっと先の方(黒滝山側)から続いているようなので、本来とは違うコルから降りてしま
ったようだが、間違った道ではないことを確信しそのまま下る。

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毛無岩の山腹を西に進みほどなく南西に延びる尾根に乗ると、すぐに相沢峠の先の分岐からの巻き道が右から合流する(写真)。

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しばらく尾根通しに下るが、壊れかけたハシゴ(写真上)やロープの張られた急坂や急斜面に付いた落ち葉が積もって滑りやすい細い道など、思ったより歩き難い。
途中ロープの張られた短い岩場(写真下)では、掴んだ岩が外れ右手の上を転がって落ち、右手甲と親指から出血する。幸い大事には至らず。

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その後も露出した岩に落ち葉が積もり滑りやすい道や岩尾根(写真)がしばらく続く。

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14:10 尾根上の道標に到着(写真)。
道標の先で尾根はほぼ切れ落ち道を見失うが、少し戻り赤テープのあたりの左斜面に踏み跡を見つける(写真)。

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しばらく自然林の急斜面をジグザグに下り、杉の植林帯に入ると斜面下に渓流が見え、ほどなくして小さなケルンの積まれた沢に降立つ(写真)。

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沢を少し歩いて左岸を高巻くように下り、途中で沢へ降りる道を右に見送る。
そのまま進み星尾地区水道施設のある堰堤(写真上)の横を過ぎると、間もなく鉄の橋(写真下)を渡り集落に入る。

対岸にピンクテープが2つ見えるが、ショートカットできるのだろうか?
できれば10分近く短くなるが。。。

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14:50 道場集落に到着。
集落の車道に上がって右に折れ、神社横の林道に入る(写真)。

14:55 林道終点に到着。

 感想

往路の谷コースは中間点辺りの作業小屋までは比較的踏み跡はハッキリしているが、その後は道標が現れるまで最近の台風や大雨の影響かか
なり荒れている。踏み跡が途切れていたり、目印のテープがない場所が連続し、沢縁を行こうにも崩壊していたり、沢床では大岩に阻まれた
りとルート探しに時間が掛かってしまった。
道標が現れると踏み跡も明確になり、その後は山頂までは迷うことはない。
山頂直下のナイフリッジは急角度と右側の断崖を目の当たりにすると、さすがに凄みを感じる。だが、実際に登ってみると、掴まる草や潅木があり安定することや、見えるのが目の前の斜面だけなので高度感がないことで、恐怖感はなかった。
それよりも、山頂からの下りの方がビビった。垂直に近く、しかも足元が滑りやすく、後ろ向きにならないと降りられなかった。
その後も崩壊気味の場所や落ち葉で滑りやすかったり、掴んだ岩が外れて右手の上を転がり落ち出血したりと、なかなか手強い。
最後は道場集落に出たが、途中で沢に降りれば直に林道終点に出られたのではないかと思っている。今となっては確かめようもないが。。。

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